歯科医院における インプラント治療のレベル

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歯科医院におけるインプラント治療のレベル


当センターのインプラント治療のレベル

当院の技術レベルを患者さんに正しく伝えることは難しいことですが、本来治療技術は自分で評価するものではなく第三者によって評価されるべきものと考えています。

1994年にLars Kristerson先生より、インプラント治療について推薦状をいただくことができました。幸いなことにLars Kristerson先生とはこの14年間に数百症例のインプラント手術を一緒に行うことができました。

私の歯科医師としての勲章としていることは、多くの日本人医師やスウェーデン歯科医師達の師匠であるLars Kristerson先生よりご自身がインプラント治療が必要になれば私に任せたいと言っていただけたことです。
今後も先生の弟子として、より一層の努力をし、1人でも多くの患者さんに喜んでいただける様、努力を重ねて参ります。

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5年間1,000本のアストラテックインプラントの臨床結果

トロントシンポジウムでのインプラント成功の世界基準

  1. インプラントは、患者と歯科医の両者が満足する機能的、審美的な上部構造をよく支持している
  2. インプラントに起因する痛み、不快感、知覚の変化、感染の徴候などがない
  3. 臨床的に診査する時、個々の連結されていないインプラントは動揺しない
  4. 機能開始1年以降の経年的な1年ごとの垂直的骨吸収は平均0.2mm以下である

(Zarb,Albrektsson 1998年)

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個々のインプラントの条件

  1. 診査されるインプラントは荷重を受けている
  2. 診査されるインプラントはすべて説明される
  3. 動揺度を評価するゴールドスタンダードがないため、方法はきちんと記載する
  4. 骨吸収を測定するX線写真は、リファレンスポイントと決められた撮影角度を持ち、規格化する

(Zarb,Albrektsson 1998年)

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JOMIにおけるAlbrektssonらの成功の基準

  1. 診査時に個々の連結されていないインプラントが動揺しない
  2. X線学的にインプラント周囲に透過像を認めない
  3. インプラント埋入後1年以降の経年的な垂直的骨吸収は0.2mm以下である
  4. インプラントによる持続的および非可逆的な徴候や症状(疼痛、感染、神経麻痺 知覚異常、下顎骨損傷など)がない
  5. 上記の条件下で、5年成功率85%が最低の成功基準とする

(Albrektsson,Zarb,Worthington,Eriksson 1986年)

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患者概要

患者 本数 平均年齢(平均ISD) 喫煙者(%)
男性 145人 436本 50.96才 26.5%
女性 194人 631本 52.06才 10.2%
合計 339人 1,067本 51.51才 18.35%

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骨質、骨量別のインプラント植立数及び失敗数

  上顎 下顎
  植立 失敗 植立 失敗
骨質
1 5 0 35 0
2 76 0 90 0
3 313 2 300 2
4 83 5 65 3
合計 477 7 590 5
骨量
A 51 0 59 0
B 202 3 309 2
C 157 1 180 1
D 37 3 27 0
E 30 0 15 2
合計 477 7 590 5

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インプラントサイズ、及び部位別植立本数と失敗数

インプラントサイズ 上顎477本 下顎590本 合計1,067
  植立数 失敗数 植立数 失敗数 植立数 失敗数
             
Φ3.5mm長さ 8mm 10 0 25 1 35 1
     長さ 9mm 6 0 49 2 55 2
     長さ 11mm 20 0 87 0 107 0
     長さ 13mm 38 0 59 1 97 1
     長さ 15mm 53 1 31 0 84 1
     長さ 17mm 22 0 12 0 34 0
     長さ 19mm 1 0 2 0 3 0
Φ4.0mm長さ 8mm 0 0 18 0 18 0
     長さ 9mm 8 1 33 0 41 1
     長さ 11mm 9 0 32 0 41 0
     長さ 13mm 6 0 18 0 24 0
     長さ 15mm 5 0 4 0 9 0
     長さ 17mm 1 0 1 0 2 0
     長さ 19mm 2 0 0 0 2 0
Φ4.5mm ST長さ 9mm 14 0 20 1 34 1
      長さ 11mm 53 1 75 0 128 1
     長さ 13mm 60 1 54 0 114 1
     長さ 15mm 64 0 23 0 87 0
     長さ 17mm 63 0 4 0 67 0
     長さ 19mm 22 0 12 0 67 0
Φ5.0mm ST長さ 9mm 6 2 11 0 17 2
     長さ 11mm 10 0 10 0 20 0
     長さ 13mm 6 1 13 0 19 1
     長さ 15mm 7 0 3 0 10 0
     長さ 17mm 0 0 1 0 1 0
     長さ 19mm 2 0 0 0 2 0

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失敗したフィクスチャーの種類

Φ3.5  5/420→1.2%
Φ4.0  1/138→0.7%
Φ4.5ST 3/437→0.6%
Φ5.0ST 3/72 →4.2%

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患者1人あたりのインプラント植立数と失敗数

患者1人あたりの
インプラント植立数
患者数 1本のインプラントが
失敗した患者数
3本のインプラントが
失敗した患者数
1 74 0 0
2 73 1 0
3 79 3 0
4 53 2 0
5 30 1 0
6 10 0 0
7 4 1 0
8 5 0 0
9 1 0 0
10 3 0 0
11 3 0 1
12 0 0 0
13 4 1 0

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インプラントの割合(%)(歯の部位ごとのインプラント分布)

上顎部位
8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8
0.7 1.5 4.1 4.1 3.6 2.6 2.1 2.5 2.0 3.2 2.2 3.8 3.9 3.9 1.9 0.3

下顎部位
8 7 6 5 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8
0.2 6.0 8.6 5.7 4.3 1.8 1.7 0.1 0.4 1.5 1.5 3.0 6.2 9.5 5.8 0.1

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5年間に生じた合併症

合併症 患者数
1 知覚麻痺 2人 0.18%
2 インプラントの破折/失敗 0人 0%
3 チタンスクリューの弛み/破折 3人 0.28%
4 アバットメントスクリューの弛み/破折 1人 0.09%
5 一時的な補綴物の撤去 0人 0%
6 新しい補綴物の装着 2人 0.18%
7 再手術/インプラントの追加 3人 0.28%

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インプラント失敗の分析


一時的手術時
の年齢
インプラント
の直径
インプラント
の長さ


植立からの
期間(月)
失敗の
時期
理由
A 61 Φ4.5ST 9mm 下臼 4 4M 負荷前 動揺
A 78 Φ3.5 13mm 下前 3 3M 負荷前 動揺
A 35 Φ4.5ST 11mm 上臼 4 5M 負荷前 動揺
        13mm     11M 負荷後 動揺
A 56 Φ5.0ST 9mm 上臼 4 6M 負荷前 動揺
A 41 Φ3.5 15mm 上前 3 6M 負荷前 動揺
A 45 Φ5.0ST 9mm 上臼 4 6M 負荷前 動揺
A 46 Φ3.5 9mm 下臼 4 3M 負荷前 動揺
B 46 Φ3.5 9mm 下臼 4 2W 負荷前 知覚異常
B 35 Φ3.5 9mm 下臼 3 3M 負荷前 動揺
B 50 Φ4.0 9mm 上臼 4 6M 負荷前 動揺
C 56 Φ5.0ST 13mm 上臼 3 4M 負荷後 動揺
施設は A,B,C,Dでの表示
性   男性・女性
部位は 上顎前歯・臼歯、下顎前歯・臼歯で表示
骨質は 1.2.3.4で表示
失敗の時期は 負荷前・負荷後で表示
失敗の理由は疼痛・動揺で表示

上顎 470/477→98.5%
下顎 585/590→99.1%
(1998~2002)

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骨量が少ない状況で行ったインプラント数

  インプラント数
  植立 失敗
フィクスチャー周囲の骨の足りない部分を切削骨や細片骨でカバーしたもの 120 3
フィクスチャー周囲の足りない部分を人骨(自家骨以外)でカバーしたもの 99 2
スプリットクレストテック(骨巾を広げて行う手法)を行ったもの 42 0
オステオトームを使用して骨巾を広げて行ったもの 4 0
ブロック状の骨を採取し、オンレー及びベニアグラフトを行ったもの 25 0
サイナスリフト術を行ったもの 61 0
サイナスエレベーションを行ったもの 23 0
植立後3週間以内に負荷を与えたもの 56 1

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骨量が少ない状況下でのインプラント治療

374/1067→35%

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